卵胎生メダカの魅力とは

卵胎生魚の魅力については「LIVEBEARERS とは」で少しふれましたが、ここではWildLivebearers(原種卵胎生メダカ)とFancyLivebearers(改良卵胎生メダカ)の双方についてお話しします。

原種、改良種、ハイブリッド種などの定義はいろいろと意見がわかれるところですが、ここでは簡単にお話しします。

  • 原種とはそれぞれの生息地で獲れたものを指します。
  • 改良種とは原種をベースに特徴のある色、模様などなどを選別し交配を続けたもので、グッピーはその代表格です。
  • ハイブリッドとはエンドラーズとグッピーを交配し誕生したものを指します。
原種卵胎生メダカの魅力は

やはり希少性でしょうか!  そして希少さ故に繁殖させる楽しみがあると思います。また種類も多く、種類によっては地域特性がいろいろとあり、これも魅力の一つと言えます。

Xiphophorus maculatus Rio Grijalva

( 生息地はメキシコ リオグリハルバ川 )

改良卵胎生メダカの魅力は

皆さん良くご存じの現在のグッピーは1858年頃、南米で発見され、その後 愛好者によって160年間交配と選別の繰り返しで、現在の姿となった改良卵胎生メダカの一種です(南米で掬われた原種のグッピーは長い年月を掛け 色 模様 体形 尾びれ背びれの形など見事に改良されました)。
・改良卵胎生メダカの最大の魅力は自分オリジナルのものが創作できることだと思います。また、国内外で行われているコンテストへの出品などではないでしょうか。

ルチノプラティー

( 国内外で系統維持されていない希少な品種です )